東天紅のおせち
おせちのご予約が今年もスタートしました。
長年、多くのリピーター様にお買い求めいただくおせち。
私たちの思いをお伝えしたいと思います。
おせち料理への想い
私共はレストランとして、もう60年以上お客様をお迎えしております。
もともとおせち料理やお惣菜の製造を主な生業とする会社ではありません。
このおせち料理も、今ほどお正月にも営業しているお店も少なく、
三が日はご家庭でのお食事が主体だった時代、
そして今よりも日本人がお正月とおせち料理に特別な思い入れを持っていた時代に、
「ご常連様のお正月に東天紅の料理で華を添えられれば」
「レストランの中華をお正月にご家庭で召し上がっていただけるように」
との思いでを作り始めています。
コロナ禍で「おうちで東天紅シリーズ」を開発したのと、理由は同じです。
東天紅OBや先輩社員に聞くと、一番古い記憶では
「自分が昭和51年に入社した時には、もうおせち料理を作っていた」という証言があがりました。
二段重で真ん中に伊勢海老が入っていたのを覚えているそうです。
今から46年前の話になります。
「当時の価格で18,000円くらいだったような…。
なかなかの高級品だなと思ったのは確かに覚えている。」と大先輩が話してくれました。
「昭和53年年末に、おせち料理作りが終わって自分の分を家に持って帰る途中で、
立ち寄ったお店(赤提灯♪)に置き忘れて、慌てて取りに戻った覚えがある」という人も。
↑こちらは昭和55年(1980年)に株主様にお配りした季節の小冊子の抜粋です
完食していただくためのおせち
社員にとっても思い出が多いおせち。
お客様にも「あんなことがあったね」と思い出を重ねていただけていたら光栄だなと思います。
東天紅がおせち作りで何より大切にしているのは、見た目が美しいだけではなく
完食していただけるおせちを作りたいということです。
先ほども申しましたように、私共はレストラン。
ご来店いただいたお客様に、残さず「美味しかった」と完食していただくのが何よりの最高評価です。
おせち料理でもぜひその最高評価をいただきたい…。
だから見た目重視で作ったものではなく、ちゃんと美味しいものを。
そして東天紅のレストランと同じ味を追求して作っています。
東天紅の味は、誠実に堅実に一つ一つを積み重ねて作る味です。
手仕事へのこだわり、技の積み重ね、時間と手間を厭わないこと。
だからこそ専門店と認めていただけると思っています。
今年も東天紅のおせちをお選びいただいた感謝を込めて、変わらぬ味を大晦日にお届けいたします。
(最新アンケートでは、一番人気は黒酢の酢豚でした。1票差の2位が大海老のチリソースです)
お客様からのお声
内容は年により1~2品の入れ替わりがありますが、ほぼ全てが定番と呼べる品揃えです。
それもお客様からいただいたアンケートの結果を反映してのこと。
毎年お寄せいただくアンケート、私共も大変楽しみに拝見しております。
今年のお正月明けにいただいたものを、少しご紹介させてください。
私共が言葉を尽くしてご説明するよりも、
実際にお買い上げくださったお客様からの、説得力のあるおすすめコメントです。
「おせちは毎年食べ切れない(飽きる)ので捨てていましたが、
東天紅のおせちに替えてから食べ切っています。」(49歳・女性)
「11月に娘夫婦が主人の誕生祝いに招待してくれ、おせちを知りました。
お食事が美味しかったので迷わず帰りに注文。
毎年おせちを買いますが今までで一番美味しかったです。」(62歳・女性)
「弟夫婦から昨年東天紅おせちをとったら美味だったと聞いていたので
一年前から次回は東天紅おせちにしようと決めていました。
期待以上の味で大満足です。ありがとうございました。」(年齢不明・女性)
中でも一番びっくりしたのがこちら
「皆、薄味ですべて工夫されて美味しかったです。これで3度目のおせちとなりました。
高齢の私達には安心した味付け、柔らかさ、見た目です。
ただ今回は、なんと一段目を8歳の犬が置いておいた高さがちょうどよかったため、
音も跡形もなく(きゅうりひとつを残し)食べるという珍事件となってしまいました。
これもまた、考え方を変えて、思い出に残るお正月として我が家にとどめます。
二段目三段目を大事にいただきました。」(80歳・女性)
お行儀よく黙食するワンちゃんを想像して笑ってしまいました。
ぜひ今度のお正月は三段とも皆さまでお召し上がりいただけますように!
ご予約はこちら→2023東天紅おせち