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おうちで東天紅中華の技法

匠の饗宴セット販売開始!豚肉の柔らか煮の作り方をレポート

匠の饗宴セット販売開始!豚肉の柔らか煮の作り方をレポート

おうちで東天紅 春の限定セット

本日より、おうちで東天紅シリーズの春商品、
「匠の饗宴セット」を販売いたします。

商品内容は
・豚肉の柔らか煮
・海老のチリソース煮
・海鮮あんかけ焼きそば

              の3品です。

匠(たくみ)、それは職人や技術にすぐれた人をさす言葉。
饗宴(きょうえん)とはお客様をもてなすための宴を意味します。
「東天紅の職人技が作り出した料理をお届けして、召し上がる方をおもてなししたい。」
そして「お使いになる方皆様が、匠の技で大切な方をおもてなしできるセット」
という2つの意味から名づけました。
 
上野本店にご来店のお客様への料理を作る厨房で手作りしており、
お店の営業状況によって作れる数が決まる為、
今回は150セットしかご用意ができませんでした。
増産ができませんので、ぜひお早目のご注文をお願いいたします。
 
今回の記事は、その春の限定セットの中から、豚肉の柔らか煮についてご紹介します。

豚肉の柔らか煮の作り方

お肉は、まな板を埋め尽くしそうなほど大きい皮付きの豚バラ肉を使います。
東天紅では味や鮮度、そして確かな品質を確認するため、
お肉の仕入れもブロック状のものを店舗に納入していただき
各店舗で下ごしらえするようにしています。

 

まず最初の調理工程は「焼肉」です。
皮付きの豚バラ肉なので、豚の毛が残っているのです。
これを焼き切る為に、網に載せて皮部分だけを焼きます。

 

皮部分が焼けたら、たわしでこすって毛をこそげ落とします。
肉料理の調理器具にたわしが必要とは知りませんでした。
洗い終わったらやっとカットです。

 

この後、下茹での工程に入ります。
葱と生姜を入れて、あくを取りながら1時間程茹でます。

 

次はさすが職人の料理だなと手前味噌ながらちょっと感動してしまったのですが
肉をあめ色のような仕上がりにするために、醤油をまぶします。
味ではなく色が目的です。
その色付けが終ったら、揚げの工程に入ります。

調味料と一緒にお肉を煮込むのは2時間程。
その間に肉が崩れないよう、コーティングの為に200℃以上の高温で揚げます。

 

後ろで見ていた料理長が
「3本くらい油に入れた方が見栄えがする写真が撮れるんじゃない」と言い
実際に3本入れてくれましたが、派手に油が跳ねてかなりキケンです!
ご家庭ではなさらないでくださいね。

 

油で揚げた後はお肉を締める為、水で流します。
油抜きの為の工程かと思っていたのですが、そうではなく
茹でる⇒揚げると高温にさらされた肉を落ち着かせてから煮る為の工程だそうです。

 

作っているのは柔らか煮なのにまだ煮込みの工程になりませんが
長くなってしまいましたので、煮る工程から次の記事に続きます。

 

この豚肉の柔らか煮が食べられるセットはこちら⇒【限定150セット】匠の饗宴セット